日本薬局方の対訳
私達の体に投与する医薬品はその品質が厳密に管理されていなければなりません。普通の食品と違って効き目が強く、元々体が弱っている患者に使用するわけですから、より厳格な品質管理が求められると思います。日本薬局方は医薬品の規格書であり、色々な測定法や試験法が定められています。薬剤師さんはみんな大学でこういう事を勉強しているようです。また、技術の進歩とともに定期的(5年毎)に改訂され、現在は第十五改正日本薬局方が公示されています。詳しい内容は別として、目次だけでも目を通して、全体的なイメージをつかんでおいた方が良いとおもいます。外国でも公定書として整備されていますが、アメリカでは民間が作成しているようです。ところで、こういう試験は私達の身近な薬局店では実施しないでしょうね。小さな調剤薬局でもこのような設備は置いていないと思います。大学病院の薬局では行っているのでしょうか?